いつでも死ねる場所
前項では、貧しい方対象という感じで考えてみましたが、ここでは
病
について考えてみたいと思います。
治る見込みのない病気にかかったら家族に看取られて最期を迎えたいと考える方は多いと思います。
また、延命治療をしないで痛みを取り除き病気を受けいれて最期を迎えたいという考え方をする人もいます。
病気と言っても精神疾患の方々も毎日大変な日々を暮らしています。
逃げ場が無いという事では精神疾患の方は深刻です。体の病気ならゴールはボンヤリと見えてきますが、精神疾患ではゴールは全く見えてきません。
精神疾患では、ゴールが見えないという事自体に重圧を感じるという人も多いものだと思います。
そんな方々の駆け込み寺としてもこの施設では機能できるものだと思います。
要するに
いつでも死ねますよ
安楽な死を提供しますよ
という事を発信すれば、メンタルダウンした人々は必ず集まってきます。必ず誰かと接触しますし、カウンセリングを受ける事が条件になります。
どこにも誰にも相談できずに大爆発してしまうことを、多少なりとも防ぐことができます。
専門的なカウンセリングでなくとも、住居人同士の自助活動によって自分の話を聞いてくれるような環境が出来上がります。
このような活動には賃金が発生するようなことではなくて、あくまでも住居人同士の自助活動であり、強制ではありません。
精神疾患や重病人に
安楽死を
提供できれば最も良い事だとは思いますが、
これはそう簡単にはいきません。
きっと日本では何十年かかるか分かったものではありません。
個人的には、親族と本人の同意があれば安楽死を実行しても良いと考えています。
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