まとめ・死を楽しみに生きるためのポイントは3つだけ
死を楽しみに生きるという生き方は可能かどうかでここまで来ましたが、いかがでしたか?
ここまで来ても、ピンとこない方は多いでしょう。
そもそも、死そのものにさほど興味が無いのでどのように処理していいのかわからないのでしょう。
人生がいいものだったか、良くないものだったのかどうかは、死の間際までわかりません。
人生にも波があるので、その時どうだったか、あの時どうだったかは一概にも言えません。
ただ、最期の時くらいは納得して死んでいきたいと思いませんか?
これは、誰にでも当てはまる事でしょう。
”終わり良ければすべてよし”
なんて、言葉はシェイクスピアの作品タイトルにもありますよね。
最後に、死を楽しみに生きるためのポイント3つご紹介
①死に興味を持ち死の勉強をしよう
最期に納得して死ぬ事ができるために、少しの勉強があれば死に対するイメージを変える事げできるのではないかという事で今回書いてみました。
死とは一体何なんだろう?
宗教でもいいし、遺伝子や生物学でもいい。
ダーウィンやリチャード・ドーキンスなどの本を読んでみてもいい。
図書館で本を借りてみて読んでもいいし、YouTubeで調べてみてもいい。
自分なりに死とは何なんだろうと考える事によって、死というものに親近感が湧いてくる。
親近感が湧いてくると、今までは漠然と避けていたものに理由や意味を考えるようになる。
死にも理由と意味があり、避けるべきではない事に気付くことになる。
死ぬ事は当たり前なことと認識することができます。
そうなれば死というものが恐いだけのものでは無くて、地球や生物、自分自身にとって意味があり尊いものである。
という考えに行きつくでしょう。
過去記事ですお暇な方どうぞ
②悔いの無いように毎日を生きる事
これはカンタンです。
自分がいつ死んでもいいように毎日を生きる。
友人知人が、また大切な家族がいつ死んでもいいように毎日を生きる。
言動や行動、思考が今まで以上に磨きがかかり、時間という感覚も鋭くなります。
他人を思いやったり、感謝したり。
今の自分に出来る範囲で、できる事を精一杯やる事に集中すれば、退屈な日々も違って見えるものだと思います。
何かをあきらめる事、切る捨てる事も大切です。
決断しない事に後悔をしてしまうなら、決断をして後悔をした方が良いと考えます。
③死は眠る事と勝手に解釈する
死は永遠の眠りなんて表現がありますが、そのまま受け止めてしまいます。
人生しんどいから早めに切り上げて、ゆっくり寝てしまいたいと思う事はあるでしょう。
いいんです、大丈夫です!
死はいつ来るかはわかりませんが、そのうちにやってきます。
永遠に眠る事ができる時は必ずやってきます。
だから楽しみはそれまでとっておきましょう。
そこまで考えが及ぶことができれば、
死を楽しみに生きる事は可能になるのではないだろうか?
少なくとも私はこのような段階を経てこのような思考になっています。
死をタブー視しないで、積極的に意識的に死へ歩み寄ってみたら、意外な一面を見る事が出来ます。
死と共に生きる事によって、死を楽しみにできるという心のゆとりが生まれます。
心のゆとりが生まれたら、生きる事のハードルがグッと下がって生きる事が楽に感じます。
最近の日本では先行きが暗い話題ばかりです。
きっと今現在だけが悪いのではなくてルールや制度やシステムが移り変わる過渡期なのだと思います。(私見)
また、歴史を顧みてみれば人類は何度もこのような変革的な状況を繰り返しています。
過渡期は何かと不安定なので、戦争や経済不安、政治不安などが付きまといます。自分個人の力ではどうすることもできません。
自分でできる事としたら、今までの考え方を捨て去り新たな考え方を模索するしかありません。
死をタブー視せずに、死と仲良くなって、生きていけるような自分に変化すれば時代に合わせる事ができるようになると思います。
何かの特殊スキルを学ぶ必要はありません。
死を楽しみに生きるスキルがあれば、なんでもできますし、失敗してもいいのです。
だって死んだっていいんだもん!
思い切ってやりたい事があれば、出来る範囲でやったらいいのです。
だって死んだっていいんだもん!
むしろ死を楽しみにしているからこそできる事もあるかもしれないし・・・
眠る事が大好きなら、やるべきことをやったなら、いつなんどきでもいいから
永遠の眠りにつきたい…
それも一つの人生です。
”死テラシーブログ”