そもそもユーモアとは
自分は中学生頃からよく笑う子供でした。自分だけがよく笑うのではなくて周囲の仲間は皆そうでした。
「中二病」とか言う言葉があるくらいですから、きっと中学生頃はほとんどの方がそうだったと思います。
それがだんだん歳を重ねるごとに、笑いの回数が減り、笑いの深さが浅くなってくるのは誰しも経験があるはずです。
経験豊富になり目新しい出来事も減ります。
加齢が進み笑いが減るのか、笑いが減るから加齢進行が早まるのかは、どちらでもあるのだと思いますが、とにかく歳を重ねると笑いが減る人は多いでしょう。
本を読んでいたら、柏木哲夫さんとアルフォン・スデーケンさんという方と出会いました。(本を読んだだけですが…)
この本では、死や病とユーモアの関連性を紹介されています。
昔から「笑いは健康のためにいい」と経験的に言われてきました。最近さまざまな免疫機能を測る方法、特にナチュラルキラー(NK)活性(がん細胞やウィルスを破壊する)が研究され、科学的にユーモアの効用が証明されています。
引用・癒しのユーモア 著・柏木哲夫
日本語では、ジョークとユーモアを同じような意味で使う人が多いですが、私はこの二つをはっきり区別しています。ジョークは、言葉の上手な使い方やタイミングのよさなどですが、ユーモアは心のふれあいから生まれます。相手に対する思いやりが原点です。つまり、医者が患者に対して、あるいは教師が学生に向かって、または夫婦や親子の間でも、本当に思いやりを示したいなら、その出発点は相手が何を希望しているかを考える事でしょう。
アルフォンス デーケン
引用・癒しのユーモア 柏木哲夫
笑いは健康に良い作用があるのはわかりました。ではその先を考えてみましょう。
健康→加齢→病→死となれば最終的には人は死にます。
いくらたくさん笑う人でも最終的には死にます。死ぬ本人はその後の始末は一切できませんので、せめて残された人間を勇気づけるゆとりのような余裕のようなモノは必要だと思います。
ユーモとは、相手に対する思いやりが原点って言葉がとても気に入りました。
最期の言葉としては、相手を思いやるなんて素敵だなあと思いませんか?
死へ向かう人間が遺族をおもやる気持ちとしてユーモアを用いる。
それは直接的な笑いというものでは無くて、あくまでも思いやり。
死の間際でも人柄が出る事で周囲の人間は安堵感が出ますし、死の間際にも関わらず普段どりだな~とほっこりとした実感を感じる事もあるでしょう。

