切腹と特攻と集団自決
歴史やアニメ、映画や小説などが好きな方は多いと思います。
どのような事に心を動かされ感動するかというと、
死という描写
に関することが多いと感じるのではないでしょうか。 (私見)
動物でも、人間でも死があると何かと心を動かされ、涙が出てきてしまいます。
どうしてでしょう?
あたりまえですが、死んでしまう事は悲しい事だからです。
その死の周辺にはたくさんのドラマが産まれます。
死というスパイスをかけてあげれば人間模様の色彩が鮮明に浮かび上がるのでしょう。
自分の命をなげうって出た行動により、世界の誰かが生き延びるなんてストーリーはみんな好きなはずです。
鉄腕アトムや鬼滅の刃、アルマゲドンなども自己犠牲による、人類救出劇でありますね。
挙げたらキリがありません。
自己犠牲による救出劇、と比べることでは無いのですが、日本の歴史には
切腹や特攻、集団自決などがあります。
忠義を誓って、武士の徳のため、遺した家族の為に
腹を切る、
日本の未来の為、愛する家族の為、
敵艦に自爆攻撃をする(潜水艦や航空機)
このような歴史には、美化されたストーリーになることが多い事と思います。
忠義の為、お国のために、日本の未来のために、命を捧げる事を美とする気持ちは十分すぎるほどわかります。
その魂たちの鎮魂の意をあらわすためにも残された人々は彼らを
美化
軍神化
する事になったのでしょう。
誰かのために自分が犠牲になるという事は
高齢になった自分がお国や次世代の負担になるならば、
喜んで身を引こう
という考えと似ているような気がしてならないのです。
人は誰でも歳をとります。歳をとると自分の身の回りの事はできなくなってきます。自分1人ではできなくなることも多くなります。
誰かの助けが必要になります。
病気がちになり病院にかかりきりになることも多くなり、医療費や人の手が多くかかります。
そんなときにふと思う事は
お国のために、次世代のために身を引こう
と考える事は今まで述べて来た、先人たちと同じ考えなのでは無いでしょうか?
そこに美しさはあるのではないだろうか?
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本日この記事を動画にして配信しました。どうぞ観てください。
https://youtu.be/ZSTRmRN6UoE
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