こんにちは、死テラシーブログです。
こんなブログにようこそおいでくださいました。
今日は、ちょっと緊急に言いたい事がありましたので、ツイッターの延長上のような中身になってしまいます。誤字脱字は後ほど訂正いたします。
ヤフーニュースを見ていたら、千葉県にあるラーメン屋さんの店主さんがつぶやいた困ったお客様についての、ツイートが話題になっていました。
概要
その記事によると、そのお客様は一人で来店し、（汁なしラーメン）を注文しました。
店員さんが、「ニンニク入れますか？」と聞くと、そのお客様は、何かを食べながら返答しました。ラーメンができあがり店員さんがラーメンを運ぶと、テーブルの上には弁当の空箱とビニール袋があり、そして肝心のラーメンは残したそうです。
そして、そのお客様は弁当のゴミをお店のゴミ箱に捨てて帰ろうとしたので、店員さんが、「お弁当を店内で食べて、ラーメンを残すのは失礼だと思いますよ」と言いました。その、お客様は「すみません」といってその場を去ったそうです。
このツイートやヤフーニュースへのコメントは、概ね非常識だ、人間的に問題がある、お店側に同情する…などの意見が占めていたように感じました。（コメント全部見て無いですが）これは、とても常識的な意見で、悪いのは100%非常識なお客様ということになっています。
あたりまえです、ラーメン屋さんは努力研究を重ね、資金調達をやってのけ、ようやく出店。チーム一丸となって自分の分身のようなラーメンを生み出しました。こんな思いのこもったラーメンをこのような扱いを受けたのですから、あたりまえです。
ネット上では、異論があろうはずもないという全員一致の感情は一部の隙も与えないような状況で、冷静さを失う場合があると思います。
少し見方を変えてみて
例えば、ホントに例えばですよ。この、お客様は精神障害を持っていたのかもしれないって考えた場合どうでしょう？
精神障害とは、精神疾患のため精神機能の障害が生じ、日常生活や社会参加に困難をきたしている状態のことをいいます。病状が深刻になると、判断能力や行動のコントロールが著しく低下することがあります。正しい知識が十分に普及していないこともあり、精神疾患というだけで誤解や偏見、差別の対象となりやすく、社会参加が妨げられがちです。
引用：ハートシティ東京https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/tokyoheart/shougai/seishin.html
どうしてもラーメンが食べたいけれど、周りの視線が気になってお店には入れない、電車バスにも乗れない、そもそも、他人と話ができない、というような病気を抱えていている方もいます。
もっと想像を膨らませてみましょう、社会の一員として頑張りたいという思いで、決死の思いでラーメン屋さんに入った時に極度の緊張からパニック症が出てしまった。それで、このようなことになってしまった。
なんてことは十分にあり得る話だと思いませんか？
優しい社会になって欲しい
ラーメン屋さんが悪である、とか、客寄りだ、とか、一般論の逆を張って目立とうとしてるんじゃん、なんていかにもネット的な意図は全くありません。
ダウン症や自閉症の一部の方や、精神病の方は見た目は一般の人と同じです。普通に電車に乗ってるし、普通に牛丼食ってるし、歯医者にも行くし、イオンにも行くし…そうです、街を一人で歩いている人は100％健康で100%常識があって100%健全な家庭に育ってきた、なんてことは無いのです。
病院に通って一生懸命世間に馴染もうと何十倍も努力している、そんな人もいるってことを頭の片隅にでもいいから置いておいてほしいのです。
今回、たまたまラーメン屋さんの話題が目についただけであり、このラーメン屋さんだけをつついている訳ではありません。不快に思われた方は私の文章力不足のためによるものです、お詫びいたします。
こども１１０番のように、精神障害を持った方が緊急的に落ち着けるような場所があればいいのになと思います。また、社会全体が障害を持った方々を見守るような風潮になれば、障害を持った方々が生きやすくなり、自信をもって社会に出てきやすくなるのではないでしょうか？
最期に
千葉のラーメン屋さん、画像見てたらとてもおいしそうでしたので、今度ラーメン食べに行きます。
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