神様、それはあなたです
世界中にはたくさんの宗教があり、たくさんの神様がいます。しかし、日本の神道（しんとう）的に都合よく考えたら、”神様はあなたです”又は、机やカバン、くつなどなんでも神様なのです。
神様というと皆さんはどのような想像をするでしょうか？おじいさん？ヒゲ？仙人？十字架？キリスト？大仏様？願い事？神社？お寺？きっとこのような想像をすると思います。
神様は当然のことながら宗教と関係のあるものです。
今の日本人は宗教についての教養や知識は乏しい事と、お参り事のイベントには参加するが、信仰心という感覚は無いのが現状だと思います。
世界には多くの宗教があります、有名なところでは、キリスト教、イスラム教、仏教などが挙げられます。
それぞれに神がいます。次いで神の子・イエスさま、神の言葉を授かる・ムハンマドさま、悟りを開いた人・ブッダさま（お釈迦さま）といったように具体的な一つの信仰対象があるのを一神教。
日本の神道ではたくさんの神がいる多神教、やおよろずの神なんて言葉を聞いたことがあるかと思います。
だから、神道的に都合よく言えば、あなたそのものも神様、髪の毛一本一本、汗、爪、細胞の一つ一つ、モノとして存在するすべてに神様が宿っている、という解釈はしてもいいのではないでしょうか？
勝手すぎるかな？
宗教はどこかのオジサンが創った？
もともと、宗教は人間が創ったものです。文化、歴史、覇権や争いに揉まれていくつもの人々を救ってきたものだと思います。人間の道を外れないように、自分を律するためにある素晴らしいものです。
一神教と呼ばれるものには絶対の信仰対象があり、経典もあります。その教えに従って感謝、祈りを行えば救われると信じている宗教は多いと思います。
日本の神道は多神教と呼ばれ、山や川、海や樹、巨石や巨木などに神様が宿っていると信じられ、それが信仰の対象になっています。
そして、経典はありません。経典がないことで宗教ではないという意見もあるそうです。
また、人間そのものを神様として祀るといった例もあります。明治神宮や東郷神社、乃木神社がそうですね。だとしたら、あなたそのものが神様になってみてはいかがでしょうか？
もしくは、ペットや家具、文房具などにも神様が宿っていて、信仰してみてはいかがでしょうか？
だって、宗教や神様は誰かが創ったものだから。
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