リヴィングウィル実践編 死をプレゼントする

介護・福祉

こんにちは、死テラシーブログです。

リビングウィルの続きです。

リビングウィルとは、カンタンに説明すると。

終末期医療をどの程度行うのかを生きているうちに決めておくことで、病院や遺族の負担軽減また自分自身の負担を減らして、意識のあるうちに自分自身の尊厳を守って死を迎えようという取り組みです。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

愛する人へ最期のプレゼント リヴィングウィル
自分の親に死ぬ間際の事を話せますか?意識がない状態でどこまで生きたいの?チューブに繋がれたままいつまで生きたいの?そうなってからでは本人の意思はわからないですよね。ましてや医療機関の方々が知る由もありません。そうです自分が決めるしかないのです

リビングウィルの考えを自身の親に実際に伝えて、実際に終末医療をどのようにするかということをリアルに紙に書いてもらうという作業を一緒に親とやってみました。

そこで、まずは自分が実践してみての感想を皆さんにお届けしたいと思います。

親にリヴィングウェルを説明してみた 

父親76歳、癌持ち 温厚 時に頑固

母親75歳、高血圧症 しっかり者 時にふてくされ

自身の家と実家との距離は自転車で40分ほど、地元です。

地元なので、いつでも会える感じなのでそこはとても便利です。

親子仲は普通よりちょい良い関係と思います。

もともと母親は、自分はそんなに長くは生きないからなにかあったら救急車は呼ぶなよって言ってたのを覚えています。救急車を呼んだら病院で無理やり生かされるからなんてニュアンスの事なのだと思います。(まだ生きてるけど)

保険証とか銀行預金通帳など大事な物の場所などを、高校生くらいの時に教えてくれるような人でした。(まだ生きてるけど)

一方父親はあまり関心が無いようでいるけれども、温厚的な性格上

何事も ”まあしょうがない”

という気持ちが多くあって、何事も受け入れるような器になっております。

そんな、親だからなのか、拍子抜けするくらい

今日書くの? 今書くの?

なんて言っていました。

自分の最期についての事に対して何の抵抗もなく受け入れてくれることは、こちらとしてはありがたいのですが、親子似ているのかこんなにすんなり話が進むことがちょっと意外でした。

まあ、70の後半になろう歳なので、無意識にでも自分が死んだときのことはある程度想像している事だとは思いますけどね。

とにかくうちの親はザックリ言えば、

延命治療は一切要らない

ということでした。

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