生きている、生かされている実感がある
注・絶対にマネしてはいけません!
どこかの、何かの研究者だかなんだか忘れましたが本人が実験中に本当に縊死してしまったなんて記事を読んだことがあります。
どんな事故につながるかわからないので、ゆっくり時計を見ながら10秒だけと決めてぎゅっと自分の首を絞めてみました。
まぁ、なんてことでしょう。
酸素と血液が止まり、いかにも緊急事態発生!という感じになります。
気持ち良い感じがするのは、わかるような気もしますが、それ以上に自分で自分の首を絞めているという行為自体による恐怖感、異常感が勝ります。
鼓動が激しくなり緊急事態に対応しようと心臓や肺達が必死に活動して、自律神経が大騒ぎしております。
ジワジワと何かへ何処かへ向かっているような感じがしましたし、10秒が長く感じます。
手を開放すると、一気に血液が頭の中を駆け巡り、一つ一つの神経細胞に血液と酸素が供給され、乱れた自律神経を整えようと分泌物を作り出し、酸素が脳を活性化させるなどなどいろいろな事がたった10数秒の間で感じる事ができます。
息を止めるから一緒かな?と思いましたが、
臍下丹田呼吸法と全然違うじゃん。
臍下丹田呼吸法では、一度呼吸は止めますが、血流は止めません。だから直接死を感じる事にはなりませんが、血流と呼吸を一度に止めるのはマジでヤバいヤツだと思いました。
しかし、自分の首を絞めて感じた事も多くありました。
〇なんといっても、死を実感、体感できる。
〇自分では意識をしていない心臓や肺の活動によって自分は生かされていること。
〇心と体、その中間にある自律神経たちの存在感を実感できる。
〇心と体は別々で、自分とはいったい何者なのか。
死生観を学ぶことはできますが、死生観を体感することはなかなかありません、死という感覚を体感できる貴重な体験でした。
臍下丹田呼吸法をそっくりそのまま行い、続けるにはには気力と体力が少なからず必要です。心身ともに傷を負っている時には不向きです。
自分で自分の首を絞めるのは、臨死体験とまではいきませんが、そこに一歩近づいた場所にいるような感覚はあります。
気持ちが落ちこんでいる時、死にたくなる時、そんなときは自分の首は絞めないでもらいたいです。
後遺症の残る事故になってしまう恐れがあります。
そんな時は、丹田(ヘソ下3センチ)の部分と神経細胞を意識して大きく呼吸をしてみてはいかがでしょうか?
自分は生きている、
死にたいけれど、生かされている。
そんな事を想っていただけたのならば幸いです。
以上、首を絞めてみた のレポートでした。
絶対にマネしないでね
”死テラシーブログ”
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