自分の首を絞めてみた…呼吸法に学ぶ

健康

臍下丹田呼吸法

貝原益軒(かいばらえきけん)という江戸時代に書かれた健康や普段の生活習慣における養生書物に、丹田に意識を持っていって呼吸をするというものが紹介されています。

この本

「養生訓」 著・貝原益軒

というものです。

中国の膨大な医学書を貝原益軒さんという人がわかりやすくまとめた本です。

この本とにかく内臓を大事にしなさいと書いてあります。

丹田呼吸法を実践することで内臓を強くして、病気になりづらい体が出来上がるのだそうです。

 

丹田とは、おへその下約4センチ辺りにあり、下腹部に力を入れた時に固くなるところです。健康や気を司る部分とされています。

 

腹・肚が付く言葉にはだいたいこの丹田にまつわるところが多くあります。

肚が居座る、腹を決める、腹を切る、腹を探る、腹を割る…

身体や精神の一番重要な部分を

ハラ(丹田)

としていますので、丹田がいかに重要な部分であることがわかりますよね。

例を一つ挙げれば、切腹は自分の一番大事なところとしてハラを切り裂いたりしますよね。頭部とか、心臓ではなくてハラ(丹田)が一番重要部分なのですね。

”気”を丹田に集中させて呼吸をすると、呼吸が整い精神が安定するという事です。

では、臍下丹田呼吸法とはどのようなものなのでしょうか

臍下丹田呼吸法は、横隔膜を大きく上下させたり丹田(下腹部)に力を入れる方法で、息を吸い込み、下腹部に力をこめてからゆっくりと息を吐き出す呼吸法で、強い腹圧を伴った呼吸型といえます。 自律神経のアンバランスを防ぎ、生体内における各種ホルモン系を調整し、その調和を保ち、すぐれた内臓の強化法ともいえます。2020/08/17

引用・臍下丹田呼吸法 |ティーエフケイ式健康法

具体的にどのようにして行うかカンタンに説明しますと

1 姿勢を正します、座っていてもいいです

2 鼻から肺の空気を全部出します

3 鼻からゆっくり息を目いっぱい吸い込みます、この時丹田に力が入るように意識します

4 5秒ほど息を止めます

5 口から息を吐きながら、丹田の力を抜いていきます

6 苦しかったら一回楽に呼吸をします

 

これの繰り返し。

言葉で言うのは簡単ですが、不器用な自分は丹田に力を入れるという事がピンとこないのです。

また、”気”がよくわからないのですね、筋肉や腱を伸ばす、リラックスした状態を保つとかならまだわかるのですが、

を溜める?

気?

どれをどうすんの?

気がよくわからないのと、丹田に力を入れるという事を意識してやったことが無いので、非常に疲れます。

なかなかコツが必要なのと一番手の強敵は

習慣化😞

と言う一言に尽きます。

そうです、やり続けないとダメなんですよね…効果が現れません

習慣化…

う~ん…

やってはみたものの、やはり少しコツが必要です。お風呂に入るながら3日ほど丹田呼吸法をやってみましたが、心や身体の決定的な変化は感じませんでした。

強いて言うのならば、朝お腹が減るという感覚がありました、丹田呼吸法は内臓強化という事も最終目的の一つとしています。胃や腸の活動が良くなり、もしかしたら三日間で効果が出始めたのかもしれません。

では、心も体も弱っている人にはどうしたら良いのか、このブログならではの狂った視点で迫ってみたいと思います。

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本気にしないでください。

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