何事にも備えるわりに、死の備えは?
何かあった時のために何かの保険に加入しますよね。
なんで?
何か危機があったら困るからですよ
どうして困るの?
お金や財産、生命が失われてしまう可能性があるので、その備えとして保険に加入します。
なんで?
お金や財産が無くなったら生きて行くのにとても苦労するからです。
なんで?
お金が無いと苦労して最終的には死んでしまうからです。
そうですね、最終的には死んでしまうのですね。だったら、初めから死の備えから始めてみてもよろしいかと思います。
死の備えと言ってもいろいろありますよね、まさに死亡保険に加入したり、普通に貯金をしたりですね。
ここでは、お金の話ではなくて心の話をしたいと思います。
自動車保険、や火災保険、学資保険など備えにはいろいろありますが、最終的に護るもの、それは自分や自分の家族の命を護る事です。
金銭的な備えは当たり前のように必要なのですが、
ここで、一番重要な事は
護れなかったときのシミュレーションをする備え
ここでは、これが一番大切だと考えます。
護れなかったものは大枚をはたいてでも取り戻す事はできないからです。
要するに、保険に加入すれば危機を迎えた時には、お金は手に入るが護れなかったものは決して戻ることは無いという事ですよね。
確実に護る事は出来ないのですね。
という事は、
護る事はできない事がある
という
備え
が必要になります。
自分自身も護れないし、家族も護れない、自分自身の無力さを感じる事により、どのような考えを持って生きて行けばいいのかが決まるのだと思います。
備えというと、金銭や死後の事、墓の事、いろいろあります。しかし、老若男女問わず死はいつでも身近にありますので、老人や病人だけの話ではありません。心の準備はいつ何時しておかなくてはなりません。
地震災害の備えに似ていますね。
でも、やりませんね。
いままで生きてきて大丈夫だったから…
では、どうしましょう。


コメント