鉄道乗務員の体験談!心霊・事故のコワ~イ話! 心霊体験偏

雑記

エピソード3  墓地跡にある乗務員宿泊所

列車の乗務員は泊りの勤務があります。大部分が泊りの勤務だと言ってもよいでしょう。夜遅い列車の担当になった場合は出先(主に終点の駅)の宿泊所に泊り、次の日は朝早い電車に乗ります。

私が乗っていた線区にも気味の悪い宿泊所がありました。

墓地のすぐ横にあるというより、もともとの墓地の敷地に墓を移して更地にして、後から鉄道用の建物を建てたという場所になります。

そこでの出来事です。

目撃談としては、赤のワンピースを着た小学生くらいの女の子が建物内にいるのを目撃されています。女の子の声が聞こえるといったような体験をする人もいました。私はここの宿泊所の敷地内では猫を毎回のように見かけるのですが、猫は一度も見たことが無いという人ばかりでそれも少し気味が悪い出来事でした。

この宿泊所の近くを歩いている地元のカップルが、この辺ヤバいらしいよって会話を聞いたことがあるといったような同僚もいました。

この宿泊所はなぜか天井が高く、音が変なふうに反響するので、壊れかけのテレビの音とか電車の通過時などで不思議な音が響くことが多々あります。

お~っす!おつかれ~!ど~も~!

なんて、音が聞こえて振り返っても誰もいないなんて事はよくありました。

私の場合は、なんだ気のせいかで済みますが…

乗務員宿泊所では、足音系の話も多くあります。実際足音は頻繁にするのですが、上の階の足音が自分の上で止まると金縛りにあうとか、足を摑まれるなどという話は多くあります。そのような話はだいたい寝つきが悪い場合に多いようです。

最近ではすっかり無くなったのですが、カプセルホテルのような二段式の寝るだけのスペース穴が空いているといったような寝室がありました。音の問題によりアラームが掛けられないという事で、起こし番という人がいて起きる時間になると、そーっと近づいてきて足や肩をグッと握ってきたり、叩いたりして静かに起こされるというハイテクシステムです。当然、起きる時間でもないのに足を掴まれたとか、肩を叩かれたなんて証言する人が続出する出来事もありました。これは私も経験しました。 ただ単に起こし番が間違えたなんて場合もありますけどね…

心霊体験とは違う話なのですが、実際に社員が宿泊所で自殺をしてしまう事もよくある事です。

鉄道の敷地にはいろいろな謂れがあります。土地を買収するのに墓地は買収しやすいとか、鉄道を敷くために、受刑者や朝鮮人を奴隷のように扱い、死んだらその場で埋めてしまう。工事中の崩落や湧水、ガス中毒など事故に遭って亡くなった人もたくさんいます。古戦場跡地に車両基地があって鎧を着た武士を目撃したというような話は尽きません。

まあ、しょせんは学校の七不思議くらいのものなのでしょうけどね。

エピソード4  遺体が無い

これも聞いた話なので、本当かどうかはわかりません。

そこにいたはずの人がいくら探してもいないという話です。

先ずは、このニュース。

茅ヶ崎駅の線路で子供が遊んでいるのを運転士と旅客が目撃→捜索するも発見できず、そもそも監視カメラにも映っていなかったという事案が発生 | Buzzap!

運転士とホームにいた旅客が目撃しているのにも関わらず、その女の子はどこにもいなかった。という出来事です。

これは、まあまあよくある事で、都市部の駅での人身事故でもそのような事があったと聞いたことがあります。このニュースは当時話題になったと記憶していますが、ネットで探しても見つかりませんでした…

夜の通勤時間帯にホームから線路へ飛び込んだ旅客が電車と衝突して電車は緊急停止。すぐに駅員と警察、救急隊が遺体の捜索をしましたが、どこを探しても遺体が見当たらない、ホームにいた旅客にも聞き込みをしたが、目撃者は人が線路へ向かって飛び込んだと証言している。

当時の電車には今の車でいうドライブレコーダーが付いていなかったのと、(今はついています)駅の防犯カメラ(VHSのテープ)も今ほど鮮明ではなく、たくさん設置されていなかったので、カメラでの確認はできなかったそうです。

この駅は橋上でしかも立体交差になっていて、複雑な構造になっていますので、どこかの隙間にハマってしまったのかもしれませんが…

結局、遺体は見つからなかったという出来事です。

次に、貨物列車の運転手さんの話になります。

夜間走行中に踏切上に人影と衝撃音を確認した運転士さんは緊急停止しました。

普通の電車もそうなのですが、特に貨物列車は電気機関車と30両編成ほどの貨車で走行することもありますので、そう簡単には止まりません。衝突現場から数百メートルも行き過ぎてようやく停まります。

自列車の台車と車輪付近を捜索、数百メートル後方の衝突現場までの線路上を捜索、その後警察、消防の双方で捜索したが、遺体のようなモノは見つからなかったという話です。

そして、本当にぶつかったの?勘違いなんじゃないの?

運転手さんが少し責められたそうです。 かわいそうに…

信じるか信じないかはあなた次第なのですが…こちら側としてみても遊んでいる訳ではありません。

仕事をしているので、遊び半分で電車を停めようなんて思う社員は誰一人いません。

集中して仕事をしている最中に割り込んでくる

”何か”

心霊現象なのかどうかは知りませんが、不思議さは残ります。

やべぇ、5千字超えちゃった。

もうやめたいところですが、

事故編が

まだ残っている…

字数が多くなってしまったので、事故編は次の記事でご紹介します。

暇な方は是非寄って行ってください。

”死テラシーブログ”

タイトルとURLをコピーしました