変な奴は排除せよ
日本人は島国で農耕民族なので地域のコミュニティに参加して、そのコミュニティの一員として生活して皆で農作物などを生産していました。
みんなで力を合わせて生きているということですよね、生きているというよりもっと切実で、
そうしないと生きていけない
環境だったのだと思います。
なにせ自然を相手にしているので、気候や害虫、鳥獣の被害などにより安定した生産を確保でません。そのような時には、みんなで力を合わせてなんとか生きつないできたのだと思います。
それだけ生活が厳しかったということが想像できますね。
食べることができるかできないかという、みんなで一生懸命農作業しているところに、
人とのコミュニケーションが苦手な人
朝がどうしても苦手な人
作業が遅い人
自分の気持ちがうまく伝えられない人
そんな人は理解されずに、怠け者だとレッテルを張られ、さっそく排除の対象になりますね。
みんなと一緒が大正解で、皆と違う世界観や得意分野を排除する。何となくその場の空気感で違和感のある人をあぶりだして攻撃する。
そうです、いじめが発生する理屈の一つです。
過酷な状況になればなるほど自分より弱い人、劣っている人、違う人を攻撃して自分の地位をハッキリさせることで安心するのだと思います。
強制過酷労働で仲間同士の個人に対する集団的な暴力が発生するのと同じ原理です。
海外で活躍する方の話で(名前などは忘れてしまいました)欧米で仕事していると日本では発達障害や自閉症のようなことが疑われそうな人も障害者としてではなくその人の個性という周囲の認識で、普通に仕事をしているそうです。
また、そんな方も自分に障害があるなんて思ってもいないということです。
日本の芸能界でもこのような方が活躍している例もいたくさんあるようです。
きっと、奇想天外な発想やクリエイティブな発想はこのような方々から発信される事が多いのではないでしょうか?
そもそそも人は少し違っている事が
普通
なのだそうです。
それがその国の
寛容な空気感、寛容な社会なのだと思います。
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