生きづらさは誰かのせいではない!稲作のせいだ!
もし、日本列島に稲作伝来が無ければ文化が花開くことがとっても遅くなるか、文化的な発展は無かったという事も想像できます。
また、稲作が定着しない国土だったら稲作弥生時代からの→古墳時代→奈良明日香時代→平安時代…
教科書で習った通りの歴史にはならなかったかもしれません。 タラレバですけど…
江戸幕末期にアメリカの艦隊が日本にやって来た時に、日本列島に住む住人たちが縄文的な暮らしをしている人々だったら、どうなっていたでしょう?
妄想なのですが、言葉や文字を緻密に使いこなさない民族は、欧米列強にされるがまま、英、米、仏、独、露のいずれかの国の植民地になっていたかもしれませんね。
現在では、どこかの国の俗国になって、先住民族として細々と生活しているかもしれません。
そうならなかったのは、弥生時代に大陸からやって来た文化や技術があり、その技術を巧みに利用して発展させ、世界的にも珍しい日本特有の文化が花開いたという妄想があってもおもしろいと思います。
どのような事でも、良い面と悪い面があります。
どうしても人は悪い面ばかり印象に残ってしまいます。(危機回避能力の為だそう)
日本列島に稲作が伝わってきたのはいいのですが、日本列島で稲作をするにはとてつもない労力と精神力が必要だったのです。
特に精神力の結束は個人の自由思想にフタをして、民衆は精神的な仮面をかぶらないとなりません。
本音と建前の使い分け!
言いたい事は言えず、やりたい事も控える、悪いウワサにならないようにして、突飛な事は言わないよう、しないようにする。
空気を読むという日本人は、稲作伝来が原点なのだとここでは言ってしまいましょう。
ここでだけね…
空気を読んだ精神的な結束力は、勤勉でまじめな日本人気質として、高度経済成長時には存分に発揮されました。
バブル経済では世界を席巻した時期もありました。
これにも良い面と悪い面があります。
生きづらく感じる時は、稲作伝来のせいにして、自分は何にも悪くないというマインドはあってもいいと思います。
同じ稲作でも熱低モンスーン地方のいつでも種をまき、いつでも収穫できる稲作とは様相が異なっていた。
引用・日本史の謎は「地形」で解ける 竹村公太郎
日本列島での稲作は他の外国の土地とは比べ物にならないくらいに、重労働で自然環境に左右され神経をすり減らしながらの作業となります。
稲作が日本列島に入ってきて、階級社会や封鎖的なムラ社会の形成も自然に出来上がってきたのでしょう。
もっと言ってしまうと、環境の厳しい日本列島で稲作をするには、ムラ社会的な共同体意識が無いと成り立たなかったのかもしれません。
日本人は共同体意識が強いのは
日本列島に稲作が入ってきたせい
なぜか、どこかから来る閉塞感は
日本列島に稲作が入ってきたせい
毎日生きづらく感じるのは
日本列島に稲作が入ってきたせい
そう、稲作のせいにしてしまったらいいのです。
自分は悪くない
卵かけご飯でも食べて、自分は悪くはないのだ!
そんな図太いマインドもたまには必要かもしれませんね。
歴史を顧みて自分勝手に意識改革をしたって誰にも迷惑は掛かりませんので、今日の生きづらさは稲作のせいにしてしまいましょう。
だってグズグズ、クヨクヨ考えていたってしょうがないでしょ?
腕が悪いのでダラダラ長くなりましたので、ここらへんで終わりにします。
”死テラシーブログ”