生きづらさは稲作伝来のせいだ!                  

歴史

そもそも日本列島は生きづらい土地なのだ!

当たり前ですが、日本人は日本列島になにげなく暮らしています。これが普通だと思っています。

しかし、世界中の他の地域より日本列島はそもそも生きずらい土地なのかもしれないよ!

という事は知っていて、損はありません。

生きづらいというよりは、人間が生きる糧(米)となる植物を育てる事がとても困難な島なのです。

日本での稲作はすんごく大変。

米という字は、字の成り立ちから八十八の行程を経ないとできないと言われるくらい手間がかかります。

現代では農機具や農薬、品種改良によって害虫や冷害、日照不足に強い種が開発されています。

しかし古代弥生人の人々は鉄製の鍬も無く、少しの悪天候にも左右されるような、脆弱な品種の稲を育てなくてはなりません。

では、日本列島で稲作をする事はとても大変な事だという理由を、サラッと見ていきます。

気候の厳しさ

  1. 四季の変化:
    • 日本は四季がはっきりしており、季節ごとに気温や降水量が大きく変わります。特に夏は高温多湿で、冬は寒冷な気候が農作物に影響を与えます
  2. 台風と豪雨:
    • 夏から秋にかけて台風が頻繁に発生し、大雨や強風によって農作物が被害を受けることがあります。また、梅雨の時期には長期間の降雨が続き、作物の病害を引き起こすこともあります

地形の厳しさ 

  1. 山岳地帯の多さ:
    • 日本の国土の約70%が山岳地帯であり、平地が少ないため、農地の確保が難しいです。山間部では、傾斜地での農業が一般的で、機械化が難しく労力がかかります。
  2. 土壌の多様性:
    • 日本列島は火山活動が活発な地域であり、火山灰土や砂質土など、土壌の種類が多様です。これにより、作物ごとに適した土壌を見つけるのが難しくなります。
  3. 河川の氾濫:
    • 日本は多くの河川があり、豪雨時には氾濫が発生しやすいです。これにより、農地が浸水し、作物が被害を受けることがあります。

とにかく、地形や気候的にも日本列島は住みづらい、生活しずらい国土なのだと感じる事は、頭の片隅に置いておくとよいかと思います。

このような知識があれば、

古代の人々は日本列島に住み、生きているだけでがんばっていたんだな~!

って実感できるかもしれません。

次は、そんな日本列島に住み着いた人々の歴史を見てみます。

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