餓死と栄養摂取困難
何でそんな事思いついたの?
先日、38度ほどの熱を二日間体験したことが発端です。
誰しも熱を出したことがあろうかと思いますが、特に何も感じない人がほとんどでしょう。
だるいとか学校や仕事を休むか否か、病院へ行くべきか否か、食べ物や飲み物の在庫があるかどうか気になる程度でしょう。
”そのうち治るだろう”
と漠然と考える人がほとんどでしょう。
しかし、体調不良は死へ一歩近づいていると考えた場合どうでしょう?
生き延びるために体温を上昇させて体内のウイルスを撃退するのですが、失敗すると死ぬ訳です。
そこで、死ぬと簡単に言ってしまうけどどうやって死に至るのでしょう?
病や老化による、栄養摂取が困難だったり消化吸収機能の低下が原因だったり…
要するに体に栄養が行き届かない状態になると死んでしまいます。
原因はウイルスの侵入を許してしまい、後手に回ってウイルスを撃退する事に全集中するために身体を安静にするために行動を抑制して、食欲がなくなります。
野生動物は具合が悪くなるとじっとして行動をせず、具合が良くなるまでひたすら待ちます。
具合が良くならなかったらそのまま死がやってくるというだけの話です。
また、動物はストレスを感じると食欲がなくなったり、自傷行為をして死んでしまう場合があるそうです。
参考書籍・「サピエンス全史」
人間もストレスを抱えると鬱になり自殺する場合があります。
意図的に身体を傷つけて死ぬのではなくて、ストレスによる栄養摂取障害によって死んでゆくのは自然の事のようにも感じます。
そんな事を考えてみると、ウイルスの侵入が原因での発熱は生きるために必須なものなので、身体が訴えている事に素直に従えばいいだけの事です。
食べたくなかったら食べない、飲みたくなかったら飲まない、寝たければ寝ればいい…
そのまま死んでゆくのならば
死んでゆけばいい…
だったら、その時はどれくらい苦しいのだろうという事をイメージしてみる事にしましょう。