天国?ここにあるよ! 神経細胞とエンドルフィンの話
ここでは神経科学的に、臨死体験とその仕組みについてみていきます。
心肺機能を機械に頼っている患者の、生命維持装置を外したデータによると、装置を外したら心臓と肺はすぐに停止するが、脳、神経細胞の活動は活発化するそうです。
この反応がおさまるのははるか後だという事です。また、細胞が死んでゆく時に反応が出るのは身体を再生しようとする類のものではないそうです。
心肺停止、瞳孔反応の消失が確認出来ても、神経細胞は活発化している?
なんで?
死んだ後に何かやってます、
細胞単位では何かやってんぞ!
いったい何やってんだ?
こんなデータもあります。
2001年、ランセットさんというスゴ~イ人による、心配停止した後に生き返った人の臨死体験についての報告があります。
臨死体験をした人に、何を一番感じたかの質問に対しての回答
1位・幸福感 56%
2位・死んでいるという感覚 50%
3位・死者との出会い 32%
4位・トンネルの通過 31%
5位・天界の風景の観察 29%
6位・身体からの離脱 24%
7位・光との交信 23%
8位・人世の回顧 13%
という事でした。
この結果に対して、遠藤昌吾(神経科学の研究者)さんの説では
死の過程で神経細胞からいろいろな物質が放出される、エンドルフィン(モルヒネのような鎮痛作用を多幸感をもたらす神経伝達物質)が作用している事も考えられるそうです。
死の直前では、神経細胞たちが俗に言うところの、
天国を見せてくれているのではないか?
だって、幸福感や光、死者との出会い、天界なんてそのまんま言っちゃってるじゃないか、まさに死の直前は天国を見ている、
そんなふうに思ってしまいます。
昏睡状態になった人間や重度の痴ほう症になっている人間に、そんなもの見えるはずなどないだろうと考える方もいらっしゃるかと思いますが、人体そのものや脳、神経細胞、遺伝子の事はまだまだ解明されていな部分も多数あるようなので、私個人が勝手に解釈をするくらいお許しくださいね。
見えてるかもしれないじゃないか、見えていて欲しいと願うことくらいしてもいいでしょ?
天国はあったんだ、神経細胞が天国を生み出す所なのではないかと勝手に解釈しました。
コメント
いつもお世話さまです。
この記事も動画で配信しました。
https://youtu.be/gi9y1eQPols
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