天国と地獄ってあるの?

宗教

仏教

生き物は死んだ後、何度も生まれ変わるとされる、さとりをひらくことによって生まれ変わり、輪廻から離れ、浄土という素晴らしい世界に行ける。反対に生きている時に罪を犯した人は地獄へ行き、様々な苦しみを受けることになります。

輪廻(りんね)…生まれては死に、また生まれては死ぬという繰り返しのこと、この輪廻から抜け出すことを解脱と言います

解脱(げだつ)…仏陀(お釈迦様)は修行の中で輪廻から逃れるにはどうしたらいいか、を考え人間の苦しみは欲望にあるものと知った。欲望に縛られた生き方は心に迷いがあり、いつも不安を感じます。仏陀は心理(正しいこと)を知ることで心が迷うことなく、自分を縛り付けているものから解き放たれると説きました。心理を知ることを(さとり)欲望から解き放たれることを(解脱)といいます。

仏教では欲望をコントロールすることで迷いを消し去り、さとりを開くことを目標とします。しかし、これは目標ではありません、さとりを開くことは、正しい生き方をするための手段なのです。最も大切なのは正しく生きることとされています

キリスト教

人は死後、善い行いをした人は天国へ、悪い行いをした人は地獄へ行くとされています。軽い罪を犯した人は煉獄(れんごく)という場所へ行き、そこで罪を清めてから天国へ行くそうです。

人がこの世で生きるのは一回だけで死後は天国、地獄、煉獄のいずれかに行くことになります。

この世が終わる時すべての死者が復活し神の裁きを受けそこで(神の国)で永遠の命を与えられるか、地獄で永遠に焼かれ続けるか、に振り分けられます。これを、最後の審判と言います。

イスラム教

神はアッラーのみ、この世を創ったのは唯一絶対の神である。現世と来世があり今生きているのが仮の世界、来世こそが本当の(生)死は来世の通過点、人生の終わりではなく怖いものではありません。大切なのは来世、天国と地獄へ分けられ、どちらに行くか現世での行いで決まる。生きている人間の両肩にそれぞれ天使がいて、善行と悪行を記録している。

 

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