豊さの次は貧しさが訪れ 平和の次は戦争が訪れる
冒頭の食物連鎖を思い出してみると、ピラミッド状態の一番下の層、植物が減るとその上の層も減る、またその上の層も減る、そして上の層が減ると下の層が増えるといったように、行ったり来たりを繰り返しています。
しかし、人間の世界ではどうでしょうか。食物連鎖とは関係のない数の増え方減り方をしているのではないでしょうか?
もちろんそうですよね、現代の人間には発達した科学があり生活は豊かで便利、怪我や病気で死にそうになっても科学がなんとかしてくれる、ある程度の事なら生き返らせてくれるのですから、食物連鎖とは別の増減をするでしょう。
ましてや、人間を喰う生物はいません。
そうなってくると、豊かになって人間の数が増えたらこんどは人間を減らすことをしなくては地球や自然が破壊されてしまいます。
という事で、人間は自ら人間を間引きして人口の調節をしているのではないかと妄想してしまいます。
良いことがあれば悪い事もある、
♪~人生楽ありゃ苦もあるさ~
漠然とそのような事は感じますが、まさにそのような事は昔からず~っと起こっています。
地球の温度の変化をとってみてもわかるように、長い年月をかけて気温の上昇下降は繰り返しています。

最近は地球温暖化や海水位の上昇などが言われていますが、大昔はもっと海水位は高かった時期もあるので、昔に戻っていると考える事は自然な事なのではないでしょうか?
しかし、今現在の地球上の気温変化は近代人間の活動の影響によるものなので、今までの自然の増減ようにはいかないそうですね。
気候変動は農作物や飲用水の確保に多大な影響を及ぼしますので、死活問題ですね。
では、今現在はどうでしょう?
あなたは今豊かですか?
即答できない方はきっと豊かなのだと想像します。
そもそも、このブログをPCスマホで閲覧している時点で、過酷な砂漠の難民生活をしている方ではありません。その方々と比べれば豊かなのだと思います。
先進国や発展途上国、貧困国や紛争地域さまざまありますが、皆さんは今現在豊かに感じているのでしょうか?
今が豊かだと感じるかどうかは、個人の問題なので判断することは難しいのですが、世界の餓死者数の推移を見てみれば一目瞭然です。
国連の報告では、餓死者数は増加傾向にあるようです。
人口が増えたこともありますので、数が増えるのは当然ともいえますが。

世界の餓死者が増加傾向という事は、少し前の昔は豊だったと言えるでしょう。
少し前の昔は豊だったら?
そうです、
今度は貧困へ向かうのでしょう。
貧困になれば、人間が死んでゆく可能性は高くなります。
ブランコのように行ったり来たり、それが自然の摂理!
自然の摂理というものを辞書で調べてみると、
自然に存在し、万物を支配して逆らったり抗ったりする事を許さない法則のこと。
慣用的には「当たり前のこと」のような意味で用いられることもある。引用・ピクシブ百科事典
では、戦争はどうだろうか?人間が引きおこしたものではないか、人口が大きく減るのは戦争である事はだいたいわかります。
戦争のきっかけや精神的心理的メカニズム、民族問題や経済状況…戦争の始まるきっかけは多岐にわたります。
途方もない研究と文字数が必要となりますので、ここではそこは突きませんが、
人類史で戦争が無くなる事はありません。
今もどこかで戦争紛争は起こっています。
今平和な地域でも、50年後、100年後、500年後、1,000年後どうなっているかはわかりません。
確実に言える事は、戦争や紛争が永遠に起こらない事はまずないでしょう。
日本にも戦争や紛争は必ずやってきます。
だって、今が平和であるならば、その反動で戦争はだいたいやってくるからです。
根拠は無いですけど、歴史を顧みてみればだいたい予想はできます。
だから、豊かさや貧しさ、平和や戦争、も行ったり来たりを繰り返す。
「歴史は繰り返す」という言葉があるくらいですから…
人間はそれらに翻弄され続け、生きて来たのでしょう。
次は、生物的な観点から見てみましょう。
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