岡田有希子さんの衝撃的な一枚の写真
岡田有希子さんという方をご存じでしょうか?
1980年デビューの人気アイドルとして活躍していた18歳の女の子です。
そんな岡田有希子さんが所属事務所の屋上から飛び降りて死んでしまったのです。
私はまだ小さくて当時の記憶はボンヤリしたものでしたが、最近本を読んでいて岡田有希子さんの記事が載っている本に出合って少し岡田有希子さんの事を調べてみました。
岡田有希子さんの経歴や自殺の動機の推測などはここでは触れません、興味のある方は自分で調べてみてください。
ここでは、
メディアの報道の在り方について思う事2022年現在の今と1986年の当時とはだいぶ違った倫理観だったのでしょう。
バラエティ番組一つとってみても、昔のテレビ番組は今では放送できないような内容のものが多数ありますよね。
精神的肉体的に苦痛を与える、痛いとか、熱いとか、私物を壊すとか、プラベートに介入する、などなど…(個人的には大好きなのですが)
今現在では自殺した人の写真をネットで掲載することなどは絶対にしない事でしょうが、当時は自殺死体写真を掲載したという事実があります。
何も考えずに何の問題もなく自殺死体写真を掲載したものだとは思いません、きっと様々な葛藤、議論を巻き起こしたものだと思います。
この岡田有希子さんの写真は、ネットで検索を掛けるとカンタンにヒットします。今でいう閲覧注意グロ画像なんて注釈が付くことでしょう。
うつぶせに倒れる女性の姿、警察による規制線も張られていない現場、どこかの体の一部分
が散らばっているといった具合の写真です。
見出しには頭蓋骨が割れて脳がまき散らされたということらしいです。
報道倫理の事はここでは深く追及しませんが、この一枚の写真が
とてつもなく強烈
だったことは、間違いないことですね。
自殺の現実をボンヤリ包み隠さずに直球で迫ってくる迫力のある死体写真は後追い自殺の抑止力にもなりうる部分もあるのではないかと思ってしまいます。
当然、後追い自殺もあったという事実もあります。ユッコ(岡田有希子さんの愛称)シンドロームと呼ばれ社会現象にもなったそうです。
実際私はこの写真を見て、自殺ってあまり良いものではないなって思いました。
自殺って良くないなって思いました。
この写真の迫力に圧倒されて自身の死生観など吹き飛ばされ、純粋にそう思ってしまいました。
情報、報道を受け取る側は頭を使って自分軸をもってしっかり処理しようということができれば情報を発信する側は事実をボンヤリ包み隠し、腫れ物に触るような報道はしなくて済むように感じます。
難しいですけどね…
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