遺書の書き方
遺品よりも遺書の方が効力があります、それは遺書には温度があるからです。
温もりを感じます。
息遣いを感じます。
遺書の内容なんか気にしなくていいのです、今思っている素直な気持ちを書けばいいのです、勇気や感動を与える事にこだわらなくていいのです、難しく考えなくていいのです、格好の良い言葉でなくていいのです、むしろギクシャクしている方が刺さります。
人柄が出るからです。
遺書が周囲に勇気を与えるという事は、闘病記などで勇気をもらい感動することと似ています。
闘病している側が周囲の人間に与える勇気は感動に変わります、周囲の人間が闘病患者に勇気を与えるつもりが逆に勇気をもらうことになります。
そうなることによって、死者の残した遺書が周囲の人間に与える勇気や感動が倍増するのです。
これは想像が容易にできる事でしょう、闘病記が感動するのはこのためです。
今のあなたに今すぐできる事があります。
遺書を残すのです!
先の項でも述べていますが、人間いつ死ぬかわかりません、だから遺書は高齢者や闘病者だけにあてはまる事ではありません。
死にゆく側(あなたです)が
遺族を勇気づけるために
遺族に強くて優しい人生を歩んでもらうために
自分自身が後悔のない人生を歩むために
遺書を残して欲しいのです!
お疲れさまでした、今回はここまでです。
こんなところまで読んでくださいまして、ありがとうございました。
より良く生きてより良く死にましょう
”死テラシーブログ”
あとがき
遺書を残す時は気持ちが変わったりする場合もあります、その都度内容を変えた方がよいでしょう。
また遺書を目につかないように隠しておくのも人によってはいいのですけど、保管しておく場所を家族と共有しておくのもおすすめです。この方が家族間の会話として遺書や死というワードが出てくるので”死”という意識が自然に身に付くからです。
小さなお子さまがいる家庭では図書館に行けば子供用の死に関する絵本などもありますので、一緒に死を学んだら良いと思います。
大切な人を失った喪失感による心のケアは
”グリーフワーク” ”グリーフケア”
という専門的な支援があります。遺書だけで必ず立ち直る訳ではありませんので専門的な支援を早い段階で受ける事をお勧めします。
さまざまな支援団体があります、一部紹介します。
コメント