命の重さは何グラム? 老人介護

介護・福祉

いのちに重さは無い?

子供の頃は、世界が狭くて学校と先生、友達と家族くらいのコミュニティのなかで生活していますが、成人ともなると様々な人生経験をして、身近な人の死という経験もします。

経験があるから、故人に対しての気持ちが軽く薄くなる、死に対してマンネリするなんてことはありません。

その人が故人を想う気持ちに重さも何もない事でしょう。

また、故人と付き合いが長いから、短いから、嫌な奴だったから、気が合う人だったからなど個人的な感情もあるでしょうが、故人を想う気持ちを重さや長さで図る事はできないし、そもそも図る事ではありません。

しかし、介護となってくると時間やお金がかかってきます。また、いつまで続くのか先が見通せないという事があります。

そうなってくると

もういいんじゃない…

そろそろ死んでくれてもいいんじゃない…

なんて発想は場合によっては出てくるものだと思います。

そうなってくると、幼少期に経験した親の死に対して、壮年期に感じる親の死への感情はやはり異なった感情になる事はあるでしょう。

死なないでほしい、

そろそろ死んでほしい、

だったら命に重さはあるのではないかと思ってしまいますよね。長く生きたらその分”そろそろいいんじゃねっ”という周囲の反応は正直なところだと思います。

次の項は

でも…それでもいいじゃんっ!と考えて行きます。

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