死んだら解決か?
地獄道と人道の決定的な違い
仏教の教えでは6道というものがあって、死後6つの世界があってそれぞれふるい分けられるそうです。
1天道=安楽な環境ですが、辛いこともある
2人道=私たちがいるこの世界
3修羅道=戦いや争いばかりの世界
4畜生道=本能だけの世界で弱肉強食の世界
5餓鬼道=貪欲だらけの世界
6地獄道=全ての苦をいっきに受けるところ
4,5,6,番は三悪趣(さんなくしゅ・さんまくしゅ)と呼ばれカンタンに言うと4,5,6,番はひっくるめて地獄という一般的な解釈で良いと思います。生前のおこないが悪いと死んだら4,5,6,のいずれかの世界に行くという考えです。
今私たちが生きているのは人道
生前のおこないが悪い人が行く地獄道、畜生道、餓鬼道
俗にいう地獄といえばと想像する世界が地獄道ですね。
今現在生きるのがつらくて毎日地獄のように感じる方も、本当の地獄道では叶わない願いが叶うことがあります。
本当の地獄より恵まれている部分を考えていきます。
そもそも、生きるのが苦なら死ねばいいという考え方は直接的でカンタンな解決法でもありますね。
今現在この世では、自殺という選択ができますね。選択肢があるということ自体恵まれた環境だったりするのではないでしょうか?
仏教でいう本当の地獄道では自殺ができる選択肢はないと思います。ひたすら怖い奴に脅かされ肉体労働的な事をやらされることが永遠に続くことを考えると恐ろしいです。
自殺して生命を終わらせる事ができるの今現状は地獄道と違うところではあります。
では、自殺をしたらどうなるのか?それはわかりません。私個人的には自殺しようが事故死しようが、死後は”無”になると思っていますので、天国や地獄は無いものと考えております。
死後の世界の話をしても想像の話でしかないのでここでは掘り下げませんが、
今現在この世界では
死が選択肢としてある
ということは事実です。
生きる事や死ぬ事を選ぶことができるということは、心のゆとりや遊びができる事に繋がるのではないでしょうか。
地獄道にはない生死の選択権というものが人道にはあるのです。
自殺権を実行することは個人の自由だと思っています。自殺が良い事悪い事などと述べるつもりはありません。
生きるのは苦だから、死んだら楽になれるとは誰が言ったのかは知りませんが自殺を試してみたい気持ちはよくわかります。
あたりまえですが地獄や天国へ行って帰ってきた人はいないからです。
私なんかは、死んだらどうなるのかという好奇心が強すぎてからの、死を考える事が多々あります。
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