まとめ
最近話題の対話型AIに始まり今後AI技術革新のスピードはますます上がる事でしょう。様々な革命的な出来事、全く想像できない事件や事故、文化、芸術、エンターテイメントなどが誕生することは間違いない事です。
しかし、どんなに技術革新が進んでも、人間の肉体的な寿命は必ず限りがあります。
ましてや、技術革新の影響を受けて、今回のベルギー男性のように自殺してしまうキッカケになる可能性もありますよね。
このキッカケはAIのせいでは無くて、社会が変化するときは自殺が多くなるという事は過去の例からもわかります。
社会が大きくゆれると自殺率は高くなる、良くも悪くも
引用・生きる事と死ぬ事 大原健士郎
新しい世界に突入するときは、一瞬で変わるのではなくグラデーションのようにゆっくり変化していきます。
変化の始まりから、変化の終了までの過渡期には精神的にも不安定になります。
仕事を失ったり、出来過ぎるAIの出現により、生きる意味を見出せなかったり。
そうなってくると人間は孤独感を抱く事は十分に考えられます。
そこでAI技術を上手に利用することは人間側にかかっています。
AIを開発する側も、それを利用してコンテンツを生産する側も、それを消費する側も同じことです。
AIには危険性を持つ面もあります、しかし人間はAIの便利さを放棄することは絶対にありません。
危険性と便利さを比べて
必ず便利さを採用するからです
これは先ほど述べた自動車の例えと同じです。
原子力発電でもそうです。
AI技術は一般実用レベルにまで達して、庶民にまで下りてきました。
AIの楽しさ、凄さ、恐ろしさを肌で感じる事でしょう。
その時にふと思う事
私ってなんで産まれて来たのだろう?
私ってなんのために生きているのだろう?
私って何者なの?
AIに聞いてみても、現実のギャップに違和感を覚えるでしょうし、納得できない答えもあるでしょう。
納得のできる答えも、プログラミングされたモノに過ぎません。
ほとんどの仕事はAIがこなすようになって、人間よりずっと賢くなります。
人間の存在意義は無くなったように感じる時代です。
こんな世の中どうやって生きていこうか?
それは自分にかかっています、簡単な切り替え作業ができるかどうかです。
AI、IT、関係の技術者になれという事ではありません。
簡単な事です
死生観や人生観に磨きをかける事ができるかどうか、
何かの目標を持って生きていけるかどうかが、今後人生の分かれ道になるでしょう。
毎日朝日に向かっておはようと声をかける事でもいいのです。
なんでもいいのです。
人間にできる事
それは
死ぬ事です。
生きる目標を
死ぬ事とすれば、今何をやるべきか、又はやらないべきか、見えてくると思います。
勉強でも趣味でも何でもいいのです。
もしかしたら貧しいながらも、AIに一生食べさせてもらうかもしれない世界で、どのように楽しく生きていくのか、
仕事は一切やらないけど、やりがいのある何かを見つける事は人間の課題のようにも感じます。
見返りを求めないで、勉強をしたり、困っている人を助ける事をやればいいのです。
最終的にはどうやって死のうか?
そんなことを考えましょう。
どうせ暇でしょ?
死ぬ事はAIにはできません、死ぬ事は生物の特権です。
AIと共に生きてAIに看取られて死んでゆく、そんな時代です。
しっかり死ぬ事を目標にして
しっかり生きていきたいと思います。
“死テラシーブログ”
コメント
こんにちわ、レフトです。この記事も動画にしてYouTubeに配信しました。是非、ご視聴ください。
https://youtu.be/VxfvUar38UY