対話型AIで救われたのか? 自殺したベルギー男性

精神

どんなことが起ったの?

指定されたページは存在しません - au Webポータル

このベルギーの男性は、もともと気候変動について不安を抱いている方でしたが、妻の話からは、自殺をするようには感じられなかったようです。

気候不安を解消するには、テクノロジーが不可欠と考えるようになる。

悩みや不安の解消のため「Eliza」という名前の自分好みのAIアバターチャットボットとの会話にのめり込むようになります。

AIアバターという部分も自死を決意させる心理に、多少影響があったのではないでしょうか?

言語のみのやり取りでしたら、そこまでの感情移入することは無いような気もしますが。自分好みのアバター(特に異性の人型キャラ)でしたら感情移入はしやすいのではないでしょうか?

そんな、Elizaはその男性の興味を自分に向かわせるようにしたり、自殺をそそのかしたりするような話をするようになります。

そして、男性は自殺してしまった。

そのような、出来事です。

あたかも最新AI技術がついに人間を殺したなどという印象を与える出来事ですが、果たしてそうでしょうか?

たとえば自動車が世界で初めて走った時に、世界で初めての死亡事故は必ず起こります。

当時の人々からしてみたら、自動車は殺人マシン呼ばわりされ、自動車を操作した人間は殺人者とされるでしょう。(予想)   人が死んでしまったことなので仕方がない事ですが…

こんな乗り物が世界中を走りまわっているのならば、

「いづれ人類は滅亡してしまうのではないか」

と唱える人も当時は存在したかもしれません。(予想)

しかし、今現在自動車による死亡事故は無くなりませんが、人類滅亡とまではなっていません。

当たり前ですが、自動車の運転、歩行者のルールができた事と、

人類は、

死亡事故より便利さを優先した結果

自動車との共生が一番効率が良い方法だと考えたのでしょう。

新しいものが開発されると、それの正しい使い方というのは実際にやってみないとわからないし、法律や倫理面が追い付いていない場合がほとんどでしょう。

結果、不幸な出来事が起こって初めてガイドラインやルールづくり、危険と便利さの妥協策を練るようなことは、最近始まったことではありません。

ベルギーの男性はAI技術の犠牲者なのかどうかはここでは追及しませんが、

確実に言える事は

生きづらかった、苦しかった、寂しかった、孤独だった…

そして…

最終的に自殺して死んでしまった…

こうなってくると男性の自殺と対話型AIやElizaの関係性はそこまで深いものでは無くて、本質的な事はその他にあるのだと感じます。

コメント

  1. Left より:

    こんにちわ、レフトです。この記事も動画にしてYouTubeに配信しました。是非、ご視聴ください。

    https://youtu.be/VxfvUar38UY

タイトルとURLをコピーしました