死のアプリは生きる指標になる
死のアプリをインストールすることによって、死が具体化してきます。
いつ頃死にたいのか、どこで死にたいのか、どうやって死にたいのか…
安心して死ぬためには何が必要で何が必要でないのか、
突然死に対する備えはどうするか、
老いや病や痴呆とどのように付き合って行くのか、
自分の置かれている現状を見つめなおして、近い未来と遠い未来の予想と希望を事前に考えておくことで、より死が具体化します。
また、死や病、宗教について見聞を広めたり、自分の考えを固めたりすることもできるでしょう。
そのような事をグダグダ考えていると、死以外の事柄にもたくさんの事を感じます。
そうです、
生きる事です。
将来、悔いなく死ぬために今やるべきは
しっかり生きる事!!
今をしっかり生きていかなくては、しっかり死ぬ事はできません。
フワフワとなんとなく死ぬ事ばかり考えていては、死の車輪しか回していません、生きる車輪を回して初めて前に進むことができるのです。
前に進むとは前向きな言葉のようですが、人間はしっかり死に向かっているのです。
ここで言いたい事は、
「死に向かって車輪を回して、しっかり生きること」
それが前進だという事です。
例えそれが自殺だとしても、事故死だとしても、病死だとしても
それに向かって
今をしっかり生きること
それが重要な事と考えます。
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