誕生日会で死を確認しよう・一例をご紹介
まとめま~す
またまた、ヘンなタイトルを付けてしまいましたが。誰だって年に一回は誕生日やってきますよね。
日頃死について話すことは無い事でしょう、場がしらけるとかめんどくさいとか…でもね、家族を大切に思うならばぜひ死について話してみて欲しいのです。
誕生日パーティーの時、プレゼントを渡す時にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
不運な事故に遭って、目を覚まさないかもしれなくなった時、どう思うかな?
人はいつかは死んでしまう、その時どう思うだろう?
今この現状は奇跡的な事であって、あたりまえの事では無い事、いつまでも続く事では無い事
答えを求めるように、問い詰めるようなことでは無くて、どのように感じたのかが重要です。
きっと、怖いとか悲しいとか泣いちゃうという不安な答えが返って来ると思います。
私も子供の頃、親の死を想像すると怖くて眠れなくなることもありました。
そのような時はこうします。
我が家の場合
私がこのような活動(ブログですが…)をしているので、家族間で死というワードは本当によく出てきます。
というか意識的に出しています。
現小6、12歳のお兄ちゃんはすかした感じで、フーンみたいなリアクションをしますが、現幼稚園年長6歳の妹はやはり怖がります。
家族皆でいる時は、普通にしていますが、夜寝る時は不安になります。その不安な心を心配するのではなくチャンスと捉えて、しっかり優しくその不安を取り除いてあげれば不安は安心、信頼に変わります。
性格はその子によって違いますので、その性格に合わせてあげるのが良いでしょう。
我が家の場合は、明日どうなるかはわからない、今日一日をしっかり生きようという事を説明しています。
ちゃんと食べる、ちゃんと遊び、ちゃんと寝る、ちゃんと生活していればあの時ああすればよかったなぁと思うことが無くなるよね。
後悔が無くなれば、別れは少しは怖くなくなるかもしれないから、そうならないためにも、ちゃんとした生活をすること。
そんなふうに言っています。
そう簡単に出来る事ではありませんが、家族を大切に思うのならば、いちばん辛い死別の事や病気、事故後の治療について考えてみる事をお勧めします。
今回は、事故による危篤状態の時に、治療をどこまで進めるのかという事を考えてきましたが、判断するのは家族です。
正解はありません。
子供の命を最優先に考え、自分自身の生きる希望としていた子供への治療、それにより自分自身が高齢になり子供より先に生涯を終えようとするとき、自分はどのように感じるのだろうか?
正解はありません。
だから、
寝たきりで意識の無い、本人が死に対してどのように考えているのか、どうやって生きてどうやって死にたいのかを、はっきり確認することでは無くて、親の方が何かを感じる事が出来たらそれでいいのです。
家族の死はとてもつらいものだと思います。
だから、勇気をもって死について話合って欲しいなと思いました。
”死テラシーブログ”
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