神は実在した! 利己的遺伝子が神だった!

DNA

ヒトは乗り物!?

利己的遺伝子 セルフィッシュジーン

を知っているでしょうか?

私は もちのロン 知らなかったです。

世の中は知らないことだらけです。

遺伝子の本を図書館でウロウロと探していたら、利己的遺伝子関係の本とバッタリ出合ってしまいました。

 

そんなバカな! 遺伝子と神について

竹内久美子著 文藝春秋

 

この、利己的遺伝子とやらが、ヒトや生き物の行動や考えを全てコントロールしていて、遺伝子のコピーを増やすことだけを目的としている。

一つの種の繁栄だとか、生物の繁栄だとか、個体の幸せ、そんなものは関係なしに、ただただ遺伝子のコピーを増やすことだけを目的としている。

そのため、自分(個体)が幸せだろうと不幸だろうと関係ない、遺伝子のコピーさえ増えればそれでいい。

神や宗教も遺伝子のコピーを増やすことだけを考えた結果、遺伝子が創り上げたもの。

なのだそうです。

そして、自分(個体)は遺伝子を乗せている

乗り物 

ただの、乗り物…

なのだそうです。

リヤカー、三輪車、自転車、車…

そんな、乗り物の操作をしているヒトを司っているのも、利己的遺伝子なんだって。

ほんとかよ~?

何でもかんでも遺伝子中心でモノを考えている研究のようで、人間味や心、熱い想いなどは遺伝子が全てコントロールしているとしています。

そのヒト個人の素敵な考え方、

そのヒト個人独創的な考え方、

そのヒト個人のいやらしい考え方、

それは、遺伝子がコピーを増殖するためだけに個体をコントロールしているのだそうです。

○○さんは、かっこいいよね~

○○さんは、嫌な感じだよね~

○○さんは、不潔でないわ~!

そんな個人の人間的なキャラや周囲の受け止め方は全く関係なく、遺伝子はコピーを増やすことだけを考えてあえてそんなキャラにしているということのようです。

むしろ個性があった方が同じ種類のヒトを創って衝突するくらいなら、さまざまな個性があった方が遺伝子的にも都合が良いので、そんなさまざまな個性も遺伝子によるものなのだということになります。

太っているヒト、痩せているヒト、髪が長いヒト短いヒト、またそれが好きなヒト、嫌いな人様々です。

ある程度好みを分散することで、遺伝子のコピーがしやすくなるのでしょう。

逆に、俗にいうスタイルがいいというのはモテるでしょう。そのモテるといったようなことも利己的遺伝子の思う壺で、こちらはある程度集中することで、争いを起こして優秀な遺伝子を残すことに貢献しているのでしょう。

なんでもこじ付けに感じてしまう利己的遺伝子研究、

この世の中の全ての道理は、利己的遺伝子に繋がっていると言わんばかりの本の内容に、自尊心を失いかけていますが

なかなか面白いじゃないの、一筋縄ではいかないことはわかっているが肝試しをするつもりで突き進んでみましょう。

 

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