物語の死とリアルの死
子供の頃に人が死ぬという状況は親戚の叔父さんとかおじいちゃん等の死が多いと思います。
親や兄弟が亡くなる場合もあるでしょう。
子供の頃、死に対する感じ方は大人になってからのそれとは違いますよね、また、マンガやアニメのキャラクターの死についても感じ方は違うと思います。
ましてや、マンガやアニメとは違った、実際の死を目の当たりにした場合の感じ方はまったく異質なモノになります。
同じ死でも感じ方は違う、全くの別物になってしまいます。
幼少期の身近な死というと、だいたいの方は飼っていたペットや昆虫の死の体験が多い事でしょう。
金魚に餌をあげていたのに、世話をしていたのに死んでしまう。
カメは死んでしまうと動かなくなる。
動かなくなって土に埋めてあげようと言ってお父さんやお母さんと一緒に土へ返してあげよう、そして天国へ旅立っていくのです。
きっとそのような経験をした方もいるでしょう。
死んだら天国へ行く、お空へ登ってゆくという事は、成人した人でさえ言葉に出して言うこともあります。
また、土に戻った体は微生物によって分解されて樹木の栄養素になって、今度は樹木として生きていくことになるなんていう言い回しもあります。
これは幼少期にお母さんが言っていた言葉をそのまま引用していて、自分の子供にさえ言い聞かせるものだと思います。
幼少期に感じる死とは、漠然と悲しい出来事という印象が強めに出る事でしょう。
幼少期は様々な体験をすることが目的なので、情報を処理をする事よりも情報をたくさん受ける事が目的なのでしょう(私見)
多くの体験は今後の人生に大いに役に立つことになります。
忘れてしまった昔の思い出、マンガやアニメで感動したストーリーを大人になった今思い返してみると、懐かしさと共に当時の感覚がよみがえってきます。
そこで、死生観について考えてみましょう。
幼少期に出会ったマンガやアニメのメインキャラクターが死んでしまうという描写は必ずあります。
生き返るというストーリーもあれば、そもそも死んでいなかったというストーリーも多くあります。
死んでしまうという描写に心を大きく揺さぶられた方は多い事でしょう。
人それぞれ心に残る作品は必ずあるはずです、そこには死という描写もあると思います。
それぞれの想いを遡って人生観と死生観を養っていただけたらと思います。
次の項では、私自身心に残る一人のキャラクターを紹介をします。
興味がない方ごめんなさい。
次の項は、勝手気ままに進みます…