交通事故死!いのちのメッセージ展に学び子供を守る

突然死

道路上は戦場だ! 交通教育は親がやるっ!

小さなお子様がいらっしゃる方もいると思います。今は新年一月ですので春には新しい新生活が始まる時期でもあります。

私事ではありますが、子供が来春に小学生になります。

今までは親と一緒に行動を共にしていましたが、小学生になったら登下校や友達と一緒に遊びに出かける時には独りで行動する場面が増えてきます。

今までは、道路を歩いている時には、親が子供の動向を注視して危ないときには注意します。しかし、小学生になると注意する大人は近くにはいません。

自分で状況を判断しなくてならないのですね。

そこで、交通ルールを守る事の大切さを親や学校が教えますが、そこにも少なからず落とし穴がありそうです。

自動車の右折、左折時の巻き込み事故が良い典型例です。

学校や大人の人たちはきっと

右を見て、左を見て、青信号になったら、横断歩道を渡りましょう。

と説明するでしょう。

横断歩道上の青信号はあくまでも、歩行者優先

といったようなニュアンスで話を進める事でしょう。

しかし、右左折時の青信号は自動車も一緒です。

自動車も交通ルールは守っています。

 

ここで余談になりますが、大型車(トラック)について少し触れます。

私自身、大型一種(トラック)の免許を所持しています。教習でしか大型トラックの運転はしていないので、素人の体験談に過ぎないのですが、ハッキリ言って左折時、左側ほとんど見えません。

12mあるトラックの視界の死角は大きく、ミラーだけでは全てを確認できないのです。

大型トレーラーの左折はもっと大変で、左へ曲がるとき運転台(ヘッド・トラクターとも言う)に少しでも角度が付いたら、ミラーはトレーラー(荷台)しか見えません。

運転席は右側にあるので、左側の安全を確認する目視はできません。

そんな、大型車が左折しているところに、歩きスマホや脇見をしている自転車が横断歩道に侵入したらどうでしょう。

大型車の下敷きになることは容易に想像できます。

だからと言って、事故時の運転手は悪くはないという事が言いたいのではなく、歩行者、自転車も危険な状況、周囲を確認して横断歩道や交差点を安全に渡って欲しいのです。

また、大型車の運転手はトラックの周囲、全ての安全を確認できない

という事を知っていただきたいのです。

歩行者や自転車のみならず、車の運転中にも言える事です。

俺の方が優先だ!

という事ではなくて、トラックからは見えない部分が多くありますので、皆で協力し合って一つでも事故を無くして欲しいものです。

なんか恐いな、おかしいなって時には、

トラックには近づかないこと!

トラックから逃げる事! 強くお願い致します。

以上余談でした。

 

右左折時の巻き込み事故もそうなのですが、自動車の運転は

運転者の注意力

だけが頼みの綱なのですね。

運転者は免許も持っていますが、100%安心安全ではないという事も伝える必要があると思います。

これは、学校や警察関係の立場からは言える事ではないでしょう、だから親御さんがしっかり教えるべきです。

運転者を絶対に信用するな

という事を…

運転者の注意力、ただその一点だけで命が奪われることがあるという事、交通ルールを守っていても事故に遭うということを、どんなに小さな子供にでも教える事が大切な事だと思います。

交通ルールをただ守っていてもいけないよ

自分自身の身を守るのは、自分自身だけだから、

いつどんなところにいても車は突っ込んでくるよ

そんなふうにうちの子供には言っています。

最近は、高齢者ドライバーによる暴走事故や、疾病による意識障害や薬の副作用などによる暴走事故もあります。

信号待ちをしている時でも、暴走車両が突っ込んでくるかもしれないという意識付けはとても大事です。

もし本当に、車が突っ込んで来た時にどのような初動をしたのかで運命を分ける事もあります。

とっさに頭を腕や手荷物で守る行動ができるかどうか一瞬の判断が功を奏します。

小さな子供には、口を酸っぱくして安全を叩きつけるのではなく、アタマの片隅に置いておくようなモノのいい方をすることが好ましいと思います。

信号待ちをするときには、なるべく車道に近いところには立たないようにする。信号の待ち時間にその理由を子供に教える。

もし、本当に車が突っ込んで来たら、どっちに逃げたらいいかというクイズを出して、子供と一緒に考える。

横断歩道上での青信号は、自動車も青だから、自分が優先では無い事をしっかり教えて、右左折時の車が歩行者を待っている場面を横断歩道の上で一緒に体験してみる。

そもそも、道路上に優先も何もない。

そこは、巡行ミサイルが飛んでくる

  【戦場】

みたいなモノなのだ、という事を大袈裟に言ってもいいのだと思います。

 

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