みちしるべ
まとめます
【京都アニメーション放火事件】
この事件は皆さんご存じでしょう。
知らない方は、調べてみて下さい。
ここでは、多くの説明は致しませんが、世界に誇れるたくさんの優秀なアニメーターや関係者が亡くなった事件です。
犯人や動機、社会的な背景などは、ここでは追及しません。
事件や事故は必ずに起こります、カンタンに言ってしまえばいつどこで誰が死んでしまうかわからないのですね。
遺族は遺され、辛く悲しい日々を生きてゆくという試練が待っています。
グリーフケア、グリーフワークといったような、遺族の支援制度や考え方もありますが、心の支えは何といっても故人本人のメッセージが何か一つでもあれば、遺族たちは試練を乗り越えられる事もあると考えます。
悲しみに打ちひしがれた遺族を励ます事ができるのはただ一つ
遺書や遺作、遺言の力
だけなのです。
【劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン】
の遺書のような描写と
【京都アニメーション放火事件】
でお亡くなりになったアニメーターの一人一人が遺した作品は、
世界中の人々を勇気づけ、感動を与えてくれるものです。
数秒間に込められた技術と魂、そして
”生き様”
を感じる事が永遠に続くのです。
これはアニメーターだけに限らず一般の人にも当てはまります。
遺書や遺言を残しておくことは、いざその時に遺された家族や知人を励まし、逆に勇気を与え、強く優しく生きてゆく
みちしるべに
なります。
アタマではわかっていても、なかなか遺書を残そうなんて思う人はあまりいないと思います。
また、そんな簡単なことで、奇麗事を並べて、心の傷が癒せるはずがないだろ!と嫌な思いをされる方もいることでしょう。
しかし、少なくとも遺書も遺言も遺作も何もないよりかは、いいのではないかとも思うのです。
遺書、遺作、遺言は
藁をも掴む思いの
藁になることもあるのではないでしょうか?
地獄の淵に垂れて来た
蜘蛛の糸になることもあるのではないでしょうか?
遺書や遺言・遺作にはとても大きな可能性があるのではないかと思うのです。
愛する家族のために、遺書や遺言を残してみてはいかがでしょうか?
最後になりますが
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンのセリフを一部紹介します。
ヴァイオレット…恩人のギルベルト少佐へ宛てた手紙一部抜粋
~心から愛してるをありがとうございました
少佐が愛してると言ってくださったことが
私の生きていくみちしるべになりました
ひ孫・デイジー…今生きている両親に宛てた手紙
言葉で言えなくても手紙ならできるかも、
私も素直な気持ちを伝えたい。
伝えたいあの人は今この時にしかいないから、
パパ、ママ、ありがとう、
愛してる
病気の少年ユリス…自身の死後に残す手紙の代筆依頼を受けたヴァイオレットに言った言葉
母さんや父さんや弟が読んだら、
元気になってがんばれる、
そんな手紙にしたいんだよっ
”死テラシーブログ”
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