生きづらい?それで順調だ! べてるの家の考え方 

前向き思考

おもしろい考え方ほんの一部抜粋

・それで順調(失敗、迷惑、苦労もOK)失敗する権利がある

・当事者研究 自分を知る

・諦めのすすめ…悩むことさえ放棄した 清水里香さん

・三度の飯よりミーティング 話し合いは支え合い

・自分でつけよう自分の病気

・偏見差別大歓迎

・勝手に治すな自分の病気

引用・べてるの家の「非」援助論  著者・べてるの家 (向谷地生良)

自分の人生思いどうりになっている人はあまりいないと思います。なんとか思いどうりになるように仕向けようと努力しますがその都度空回りして、前向きに努力した以前よりもダメな自分になっている事はよくあります。

努力が報われないどころか、努力した結果気持ちも体も不健康になってしまったなんてこともあります。(今の自分がそうです)

これでは本末転倒です

苦労をしたらそれ相応の対価を求めてしまうのは誰にでもありますよね。その根本的にまっとうな考え方をひっくり返したようなことをべてるでは行っているのですね。

べてるでは精神障の方が生活し活動しています。苦労や失敗、怒りや妬みなどの感情は病気になる以前からもともとある感情なので、あふれ出た人間的な感情というものを大切にしているようです。

対して私たちの生活の場では失敗や苦労はどうしても敬遠されがちですが、失敗や苦労をべてるのようにもっと大切に扱ってみるという事を考えてみてもいいのではないでしょうか。

生産性を求める現場では、苦労してやり遂げた仕事の失敗はマイナス評価に繋がります。また、同僚や上司に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

その失敗、迷惑、苦労をまず認めて

それで順調 と思う

失敗、苦労、迷惑。

問題だらけじゃないかっ!

しかし

それで順調 と思う

そう、自分は問題だらけなのだから、そんな問題人間がたいそうな仕事をやり遂げられるはずなどないって思ったら気持ちは少しは楽になると思います。

開き直り上級者は、俺にこんな仕事を任せた上層部の任命責任だっ!

くらいの事を思っていればいいと思います。

また組織の上に立つ人間は部下や組織の失敗もそれで順調と思えるくらいの度量も必要です。

誰しも全てが思いどうりになることなどありえないのですから。

 

余談になりますが、どこかの宗教思考の例え話を思い出しました。

皿洗いの仕事をしていて手が滑って皿を割ったとしましょう、

その時の考え方は

”この皿は神が割れるように定めた運命にあったのだから割れたのだ、

だから私に責任は無い”

と考えるそうです。

 

全てをそのように考えましょうとは言いませんが、今の日本人は上記のような開き直りにも似たような考え方に学ぶところはありますよね。

このような強めの考え方はあまり現実的ではありませんが、言葉に出して話をすることで気持ちの面で良い面があります。

べてるでは話し合いを良くするそうです。

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