自殺の森は美しい 青木ヶ原樹海を歩く

前向き思考

自殺をエンターテイメント的に扱う輩(# ゚Д゚)

ネットで青木ヶ原樹海で検索すると、ヒットする記事や動画と言えば心霊モノや、行方不明者捜索(遺体捜索、遺留品捜索)ものばかりでうんざりしてしまいます。

個人的には、この手の記事や動画には嫌悪感を感じます。肝試しや心霊スポットとしての内容や、行方不明者(遺体)を探し出して遺族に引き渡すという、遺体捜索をボランティア活動として活動している方も見受けられます。

ボランティア活動は素晴らしい事と思いますが、積極的に活動内容を動画にして拡散する必要がありますか?

自殺の実態を動画で発信することが目的なのでしょうが、個人的にはあまり賛同できません。

しかし、ちょっと疑問を持ってしまいます。

自殺者本人は朽ち果てた無残な姿をアカの他人に見つけて欲しいと思っているのでしょうか?

誰かに見つけて欲しいと願う方もいらっしゃるとは思いますが…

遺体を遺族の許に返してあげるなんてことなのですが、そもそも自殺者本人の家族関係が原因で死を選ぶ事だとしたら遺族の顔は見たくは無いのではないでしょうか?

私は、外部の人間が積極的に他人の尊厳に立ち入るべきではないと考えます。

遊歩道から外れて(樹海では遊歩道以外を散策することは禁止されています)森を徘徊し、興味本位や動画やブログのアクセス数を伸ばすための企画として心霊スポット、遺体捜索をしているように思ってしまいます。

自殺者本人の尊厳を全く無視している軽率な行動のように思えてしまいます。

そんな動画をおもしろがって見る人も一定数いる事も現実なのですけど。

亡骸を映さなかったからOKでしょ的な考え方自体に嫌悪感を抱いてしまいます。

このブログでは、遊歩道から外れての遺体捜索や遺留品捜索、心霊体験に寄ったような行動は絶対にしません。

自殺を肯定も否定もしない考えですし、本人の意思や尊厳を認める事を目的としています。また、イメージ回復のために一生懸命頑張っている地元の方々の思いに水を差すようなことは絶対にあってはならないからです。

心を無心にして、神経を研ぎ澄ませて、何か感じる事があるかもしれないと思い、森の中へ入っていきます。

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