結論からすると、自分が入棺するより外から見た方がいい
ITAKOTOという遺書動画サービスをしている会社の、こころのこり展というイベントで、入棺体験というものをやっていました。
大切な人へメッセージを贈り こころのこりのない世の中へ
自分の最期を想像した時、どのような事が思い浮かぶでしょうか。大切な人に悲しみを残したくない、自分が納得できる生き方を見つけたい、様々な思いがこみ上げてくると思います。
そこで、いざという時のために、大切な人への想いを生きた姿と共に動画に残せるようなサービスがあればと思い立ちました。
1人でも多くのひとがこころのこりから解放されて、前向きに生きていける、そんな世の中に一歩でも近づけたら、とてもうれしく思います。
田村淳
引用・ITAKOTOこころのこり展のパンフレットより
このイベントの中で入棺体験は、SANWA&CO・三和物産株式会社(葬祭の会社)
がやっております。
この、入棺体験がなかなかでしたよ。
結論から申し上げると、
自分の姿より家族の姿
の方が印象が強かったということになります。
自分が入棺している時は自分の姿は見る事ができません、受け身なので何もすることはできません。
入棺ということなので、目は閉じておいた方がいいのかなということで、ちょっと昼寝するといったような感覚です。
ただ、お棺に入って人生なんぞを少し考える、その程度なものなのですが、家族がお棺に入っている姿はかなり強烈なインパクトがありました。
特に子供がお棺に入っている画がとてもインパクトがあり、心穏やかではありません、何とも言えないような感覚になりました。
疑似体験なのは十分理解しているのですが、画のインパクトが強すぎて自分の入棺時の心境が一挙にすっ飛んでしまったというのが本音です。
これが、本当の死だったら精神的に相当ヤバい事になる事は想像できます。
愛する家族や知人を失って、遺族が立ち治れないという感情も疑似的に体感できました。
入棺時の画像はスマホで撮ってもらい、その画像を時々振り返ってみるのですが、今でも手に汗がじわっと滲み出るような感覚はあります。
あまり見たいと思える類の代物ではないのですが、そんな入棺画像も使いようによっては良いツールになります。この説明は後程述べますね(思いどおりにならない時に見る)
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