Q.死は残念か?  A.残念じゃない! 遺伝子と宗教に抗う!

前向き思考

死はコワイんだぞ~!と訴える遺伝子と宗教

①遺伝子・生物偏

そうは言っても人間は死を恐れます。動物も死を恐れます。

動物は死を恐れるというよりも、死を遠ざけようという認識に近い行動をとるそうです。それはご存じの通り遺伝子(子孫)を後世に残すという使命があるからです。

その個体が簡単に死んでしまっては遺伝子は後世に残りません。気候変動や疫病、同種間の争い等で簡単には死ななかった強い遺伝情報を持った生物がたまたま現存しているということになります。

少なからず死というものを好ましくないという遺伝情報持っている生物が生き残っているのでしょう。

人間も生物という点でくくってしまうと動物と同じです。

35億年前に地球上の海水から誕生したと言われている、アミノ酸やらタンパク質やらかた創られた単細胞生物から今現在の生物まで、遺伝情報と生命は繋がってると考えらています。

今を生きているということはすなわち、(死を好ましく思わない)という遺伝情報がある事は容易に想像できます。

死を肯定的に捉えるような種がいたとしたらとっくのとうに絶滅していることでしょう。(筆者は絶滅種)

死を好意的に思いたくないという遺伝情報が無かったら現在の地球上の生物は今とは違うカタチなっている事でしょう。

逆に言ってしまうと、死を好意的に感じる種の方が生き残れるような環境があったのかもしれないという想像をすることもできます。(例えば短期間で大量に誕生して大量に自ら死んでゆく種が優勢な環境…とかね)

とにかく、今の地球上の生物は死を遠ざけようとした結果今のカタチになり、ヒトは死を恐がるという一つの理由になっていると考えても良いでしょう。

 

 

②宗教偏

宗教は人間にとって、人生の道しるべや正しく生きる理由などを教えてくれるとても重要な発明であることは間違いないようです。

著書 サピエンス全史  著 ユヴァル・ノア・ハラリ

というベストセラーになった本に、我々ホモサピエンスが地球上を支配したのは

”認知革命”ということがホモサピエンスの脳内におこったからであるそうです。

認知革命とはカンタンに言うと、見えないモノを信じる力、要するに神とか絶対権力者とか人智を超えたリーダーみたいなモノを信じることによって、ホモサピエンス達は国家や軍隊といったような巨大なコミュニティーを築いて文明や化学を発展させたという事のようです。

そこで言う神、宗教を理解することができなかったらホモサピエンスはここまでの進化はしなかったのでしょう。

実際にホモサピエンスと同時期に地球上で暮らしていた、ネアンデルタール人たちはホモサピエンスよりも身体が大きく、石器の細工も上手だったのに認知革命が脳内で起こったホモサピエンスには勝てませんでした。

ネアンデルタール人たちは目で見て触れ合った人しか信じないので、大集団を築くことができませんでした。単純に数の優劣でホモサピエンスに負けてしまったという説になります。

話を中世辺りに戻すと、巨大な集団を同じ価値観でまとめるには思想もそうですが、人がカンタンに死んでしまったら元も子もありません。

死後の豊かで穏やかな世界を用意して、生きているうちは良い事をしなさい、死んだら天国に行ってゆったりと過ごせますよと宣伝をする。

ましてや自殺などとはとんでもないと…

とにかく民衆が死なないようにしなければ国家や政治、軍隊の機能維持ができなくなると考えたのでしょう。

民衆が減れば国家や宗教側の利権や富も減ることになり、庶民の意図的な死は容認できなかったのだろうと想像することは容易です。

という訳で、死ぬ事は喜ばしい事ではありません!

死は残念なのです!

皆さん死なないで国家に貢献(納税・従軍)しましょう!

ということにしておきたいのでしょう。(私見)

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