殺してくれるお医者様を探して護る! 

病気

カンタンに殺してくれない日本 

日本は長寿国です。

わざわざデータを張り付けるほどでもないでしょうが、とにかく長寿国です。

逆に言ってしまえば、死にたくても死ねない社会にしているのでしょう。

どうして、世界一長生きの国なのかとは、様々な要因があります。

死をタブーとする国民性や食生活、衛生環境、高度経済成長、バブル経済、医療技術、医療保険制度…挙げたらキリが無いのですが、社会全体的に、

”長生き”というワードは何となく得をしたような気分になる

といった背景があるように感じます。(私見)

また、長生きを促す事によって利益が生まれるシステムがあるので、国や自治体、医療介護にいたる民間業者も潤うのです。(私見)

子供の頃から、

お前なんか死んじゃえ!とか

死んだら地獄に落ちるぞ!とかノストラダムスの大予言で人類滅亡するんだぞ!とかそういう脅し…

絵本などを読んでいても、死んでしまう事は悲しい虚しい寂しいといったような表現がとて多い印象です。

そのほとんどが死を否定的に捉えていますので、ただ何となく怖いもの不安なものとして心に残ります。

当然死を軽視することもいいのもではあるません。

辛い事があったらいつでも死んでいいんだよ~

なんて内容の幼児向けの絵本などは、出版される事はまず無いでしょう。

死を必要以上に怖がらせて不安を煽り立てて金もうけをしようという詐欺まがいの商法なども存在しています。

野生生物は生きるために命をかけて行動する場面がありますが、人間はどうでしょうか?人間はどちらも取ろうとしますよね、

生きたいし、死にたくない、

これは、人間特有なことかもしれません、野生生物は生きるために死んでしまう事は、ある程度仕方がないという生存方法をとっています。

生物学、遺伝子的には一つの種が生き延びたのはたまたま環境に適応していただけという言い方をしますけど…

とにかく日本人は死をタブー視する傾向にある事は間違いないでしょう。

物心がついた子供の頃から

生きるは〇で

死ぬのは✕

といったような死生観では少し極端であると思います。

何となくの死生観のままでいたのならば、究極の選択を強いられた時にとりあえず生きる方生かす方に無理やり舵を切って後悔をするケースがありますので、普段死への哲学を個人で持っていてもらいたいものです。

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